姉歯氏ら欠席、偽装解明進まず
競馬 情報:耐震強度問題で2度目の衆院参考人質疑
7日行われた衆議院国土交通委員会で答弁する指定確認検査機関、日本ERIの鈴木崇英社長。
姉歯(あねは)建築設計事務所による耐震強度偽装問題で、衆議院国土交通委員会は7日、2度目の参考人質疑を行った。招致されていた姉歯秀次1級建築士と、一連の偽装物件への関与が報じられている経営コンサルタントの「総合経営研究所」(総研)の内河健所長は、体調不良を理由に欠席したが、実態の解明へ向けて、関係者が連携して組織的な偽装を行なったか、隠ぺいはあったか、などについて審議した。
質疑には、指定確認検査機関の日本ERIの鈴木崇英社長とイーホームズの藤田東吾社長、問題発覚のきっかけとなった偽装通報をしたアトラス設計の渡辺朋幸社長の3人が出席した。
松本文明議員(自民)は、渡辺社長が姉歯物件の偽装に気付いた経緯について質問。渡辺社長は「最初に気付いたのは1年半前の東京都港区の物件」と答え、不正について日本ERIに報告した、と述べた。そして、姉歯建築士と総研、平成設計の担当者が同席して会議が持たれたことを明かし、その席で、姉歯氏の図面に問題があることを指摘した、と説明。「姉歯氏は『外注して仕事を任せていたのでわからない』、総研の担当者は『建築確認が下りたので、そんなはずはない』と言った」などのやり取りを証言した。
前回の質疑で、藤田社長から姉歯物件の偽装を“隠ぺい”したと指摘された日本ERIの鈴木社長は、佐藤茂樹議員(公明)から経緯についてただされた。渡辺社長から日本ERIの担当者に「これを(設計の不備)を他でやったら大変なことになる。調べてみた方がいい」との警告があったが、鈴木社長は「現在ではすぐ偽造と思い当たるが、当時は、まさか偽造があるとは思いいたらなかった。担当者は、計算の間違いだと受け止めた」と語り、担当者から上司に報告がなかったのは隠ぺいではない、と強調した。
馬淵澄夫議員(民主)は、総研が中心となり、木村建設、その子会社の平成設計、姉歯事務所によって“組織的な改ざん”が行なわれたのでは、と指摘。それに対して、鈴木社長は「審査の過程での(改ざんは)夢にも思わなかった」と否定した一方、藤田社長は「ゆがんだ圧力があるとは感じた。背景は知らないが、そのようなことは理解できる」と述べた。
また、各委員からは、欠席した姉歯、内河氏らの証人喚問を求める意見が相次いだ。
ライブドア・ニュースより引用
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